こんにちは!
先日、トレーナーとして帯同していたチームの選手から突然連絡が来ました
「先生みたいになりたい」
どやっ
すいません色々と省略して聞こえが良いようにしてみました(笑)
進路に関してどのような資格を取れば良いのか悩んでいるという相談でした。
将来を左右する可能性の高い分岐点になるので責任重大な相談でした(汗)
まず、将来的にどういうことをしたいのかヒアリングからしてみると、僕が鍼灸師ということもあり、メインは鍼灸師をやりつつトレーナーもやりたいという希望でした。
どやっ
そこで一番の悩みは鍼灸師と柔道整復師を取るのが良いか、アスレティックトレーナーを取るのが良いかの選択でした。
と、いうことで今回は資格について色々と書いていきます。
鍼灸師
正式には鍼師と灸師の二つの資格を合わせて鍼灸師と言います。
なので国家試験の結果によっては鍼師は合格、灸師は不合格などもあり得ます。
鍼灸師の特徴としては治療の幅が広いというのが一番かと思います、経験医学と言われていて科学的に証明できないが、昔からこの場所にこういう治療をすると改善する、という経験や実績に基づいた治療を行います。
良く言えば現場叩き上げの実力主義
悪く言えば何の保証や根拠も無い得体の知れない治療法
と言ったところでしょうか?
不妊・顔面神経麻痺・自律神経失調症・目眩・坐骨神経痛・・・etc
鍼灸が有効と言われている疾患は挙げていくと切りがないくらい多岐に渡ります。
まだまだ未知の領域が多いので、普段のちょっとした気付きなんかで経験の浅い鍼灸師が全く新しい画期的な治療法を確立しちゃう、なんてことも可能性としてあります。
柔道整復師
脱臼・骨折・捻挫・挫傷・打撲など、外傷の治療が専門です。
包帯の巻き方や、整復と言って、骨折部が変形した状態などで癒合しないように骨を正しい位置に戻してから固定する治療などを勉強します。
いわゆる整骨院の先生です。開業する為に必要な資格なので接骨院、整骨院には必ず柔道整復師がいて、国家資格を持った先生に治療をしてもらえるという保証があります。
町中にあるリラクゼーション目的のマッサージ店との違いはここにあります。
アスレティックトレーナー(AT)
スポーツ現場において選手のコンディショニング、外傷の応急処置、トレーニング管理、年間でのスケジュール管理など、仕事の幅は広いですが主には
トレーニング管理・コンディショニング・応急処置
がメインになることが多いでしょうか?以前に詳しく書かせていただいたのですが、場合によっては仕事を数人で分担して、チームとして仕事をやっていくこともあります。
トレーニング理論・栄養学・テーピング・応急処置法など、スポーツ現場で想定されることを全て勉強します。
専門学校に行くと必ず実習としてどこかのチームへ帯同をすることも特徴の一つです。
残念ながら日本では国家資格化されていないのですが、コンタクトスポーツや大学の部活動、実業団、プロなどの強度やレベルの高い現場ではかなりの需要があります。
ここ最近の日本ではスポーツに関連する明るいニュースも多いので、今後更に需要が増えることも予想されます。
と、自分なりの解釈で書いてみましたので訂正や付け加えなどがあれば遠慮無くよつばまでご一報下さい。
長くなるので今回はこの辺で。
とりあえず、私、慕われております
どやっ