お久しぶりです。受付の平塚です。
感染症対策ありきの生活が当たり前となり、少し窮屈さを感じるご時世でありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、趣味の一つである音楽鑑賞の予定がすべて中止となり、年内残すは一つのみ。これもまた世界の感染状況から考えれば中止となる可能性が大きいのですが、今はただただ一日も早い感染症の収束を願うのみです。とは言え、やはり自分の生活スタイルが大きく変わる事に多少のストレスを感じます。
今後は、制約ある生活の中でもいかに工夫して癒しや楽しみを見つけていくかが、私達には大切かもしれません。
さて、このようにストレスに負けないメンタルが必要なご時世となってしまいましたが、毎日のちょっとした心掛けで自分自身のメンタルをコントロールできるそうです。
その心掛けの一つに、私達にとって一番身近である「食事」があります。
私達が食事を頂いた時、本来であれば血糖値はゆるやかにあがっていくのですが、これが例えば「不安感」や「イライラ感」のような症状に悩まれている方の多くは、食後に血糖値が急上昇し、その後は急降下しているという研究結果があるそうです。
ちなみに、この急降下した状況がいわゆる「低血糖」といわれるものですが、この低血糖が起こった時に、私達の脳内では「ノルアドレナリン」とういう物質が多く出ているそうです。
そして、このノルアドレナリン、私達の感情の変化に大きく関わっており「集中力」や「意欲」を高める反面、「不安」「恐怖」「緊張」といった嬉しくない状態も産み出すそうです。
つまり、ノルアドレナリンが過剰に分泌されると、イライラや怒りを感じやすくなったり不安感が増したりと、ストレスに大変反応しやすい状態となるわけです。
この事から、不安やイライラの症状を抱えている方は「低血糖になりやすい」とも言えますし、血糖値が安定していれば、心の状態も安定しやすくなるという事が分かります。
その血糖値の上昇と下降ですが「食事の内容」と「食べる順番」によって自分で簡単にコントロールできるとの事なので、メンタルを安定させる簡単な方法として、まずは身近な食事を見直す事から初めてみるのも良いと思います。
食事の順番は ①野菜 ②おかず ③ご飯やパン、麺類の順番で、食事内容は食物繊維が多い野菜、たんぱく質が多いおかずが良いそうです。
食欲の秋を前になかなか難しいと思われる方も多いと思いますが、まだまだ感染症と向き合いながらの生活が続きそうですし、健康な生活を過ごす為にも、人間にとって不可欠である睡眠、食事、そして運動。無理をしない範囲で、でも少し頑張って、この時代を一緒に乗り越えていきましょう!