ぎっくり腰

本日のブログは三富が担当します。
最近、寒暖の差が激しいですね!
そんな時に起こりやすいのが、ぎっくり腰です。ぎっくり腰=急に重たいものを持ち上げた時など、腰に激痛が走って動けなる症状。
正式には急性腰痛といいます。
ぎっくり腰を経験された方はとても多いのではないでしょうか?
ぎっくり腰になってしまうと、横になって休んでいてもまわりを歩く振動だけで痛くて、思わず悲鳴を上げてしまうようなつらさがあります。
欧米ではその激しい痛みから“魔女の一撃”ともよばれているそうです。
また、やっかいなことに一度ぎっくり腰になってしまうと、治ったからと安心していつもの生活に戻してしまうと何度でも再発します
無理な体勢で作業をすることが多い方は、なるべく腰に負担のかからない姿勢を気をつけましょう。

腰痛やぎっくり腰は未然に防ぐことがとても重要なのです。

ところでぎっくり腰の要因は何か知っていますか?

ぎっくり腰は“腰の筋肉の貧血”により引き起こされるそうです。

腰椎の周囲のじん帯と軟骨に新鮮な血液が届いておらず、貧血(血行不良)をおこしてひきつるから痛みが生じるのだそうです。

これにはからだの冷えや寒さが大きく関係しています。

特に冬の寒い時期はからだが冷えやすくなるので、寒さで体はこわばり、血管自体も収縮してしまいます。

血管も細くなっており血液に十分に栄養素を届けられません。

簡単な対処法をお教えします。

①冷やす

②安静にする

③固定する

 

①冷やす

冷やすことで血管を収縮させ、炎症を最低限に抑える効果があります。

腰に少し大きめの保冷剤置いたりや冷湿布などつけるといいでしょう。

 

②安静にする

ギックリ腰の95%以上は、筋肉や靭帯などの柔らかい組織の損傷です。

それは、体内に傷がある状態。そこで、傷口が開くような動き(動き回ったり、負担のかかること等)をしていると、いつまでたっても傷口が治りません。

急性症状がある時は、動かさずしっかり安静にしましょう。

 

③固定する

骨を支えているのは筋肉です。

その筋肉が損傷しているわけなので、その代用にコルセットをつけてあげると、腰の負担は軽減します。

 

では、逆にしてはいけない事とは?

①飲酒や体を温める辛い食べ物等

②入浴

 

①飲酒や体を温める辛い食べ物等

飲酒や辛い食べ物は血流が良くなってしまうため、ぎっくり腰の急性症状には悪化に繋がります。

翌日あたりに痛みがひどくなるので注意してください。

 

②入浴

これも同様に、お湯につかることにより血行を良くし、症状を悪化させます。

入浴をしてしまう方が非常に多いので、気を付けてください。熱すぎず、短い時間のシャワーでしたらOKです

 

ぎっくり腰を予防しよう!!

ぎっくり腰予防は、寒い時期にはとくにからだを冷やさないことが重要です。

それと血行促進と筋肉をほぐすことも大切です。

寒いからといって家の中で閉じこもりっぱなしにならず、天気の良い日は外に出て散歩やジョギングなど適度な運動をしましょう。

入浴はシャワーなどで簡単に済まさず、一日の終わりには半身浴などゆっくりお風呂でリラックスしてからだを芯からあたためて血液循環をよくしてあげましょう。

日々の予防・ケアを心がけて、冬のつらい腰痛を緩和していきましょう!

当院はぎっくり腰のアプローチとして、鍼やハイボルトと痛みに対して即効性がある治療を得意としています。

予防としての鍼や手技の治療、矯正等があります。

是非お試し下さい。

鍼灸の施術に関しては鍼灸保険も取扱いしています。

気軽にご相談くださいませ。
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