こんにちは!
6月9日と6月30日に慶應義塾大学の柔道部さんへ向けてテーピング講習会を行ってきたのでご報告していきます!
慶應の柔道部はよつばへもよく来てくれるいわゆるお得意様的な存在です。
よつばに来る=身体の不調がある
なので本当は来ないで済むのが一番ですが(笑)
それでも何かあれば頼ってくれるのでとても嬉しいです(^^)
よつばへ通院した選手の中から部の幹部が選ばれるという都市伝説まであります(笑)
実際に今年の主将と副将はどちらも患者さんとしてよつばへ来ています!
簡単に解剖学の資料を見て関節がどうなっているかなどのイメージを持ってもらい、デモンストレーションでポイントを話しながら
いざ実践!!
講習会をやってみて思ったのですが、巻き方を知っていた人もテープ1本1本に意味があることは知らなかったみたいです。
これが現代の落とし穴の一つです。
インターネットで検索をすればテーピングの巻き方などはすぐに分かります、ですが
そのテーピングの巻き方はあなたの足に合っていますか?
と聞かれると、分からないと答える人が大半ではないでしょうか?
今回の講習会でも足首にテープを巻いても、反対側に捻って痛めてしまうという人がいました。
あくまでもネットや参考本に載っている巻き方は基本的な巻き方というだけで、全ての症状に対応できるものではありません。
身体や症状に合わない巻き方をしてしまうと、テーピングが新しい外傷の原因になってしまうこともあります。
怪我とはパフォーマンスを下げてしまうだけではなく、練習を休まなくてはいけないレベルであれば成長の為に使えるはずだった時間を無駄にしてしまい、その間チームメイトや相手チーム、相手選手は成長をします。
とても小さい時間に思うかもしれませんが、この小さい時間が勝負の分かれ目になります。
話し始めると止まらないのでこの辺りでまとめます。
とにかく外傷は百害あって一利無しなので、それを防ぐ為のテーピングが外傷の原因になってしまうのはもってのほかです。
トレーナーや指導者の方は選手へよく説明をすること
選手の方はテーピングの巻き方や意味にも疑問や興味を持つこと
この2つが大事だと思います。